【AD】吸入器を使った後鼻漏の治し方

吸入器・・・ポイントは生理食塩水が使える事

人は、ノドや鼻の粘膜や繊毛の働きが衰えると、ウィルス・細菌・花粉・ホコリなどの外部から侵入物を排泄する能力が落ちます。(特に空気が乾燥したとき)
そこで、吸入器を使い生理食塩水[※1]で温め(加温)、潤い(加湿)を与えて、衰えていた粘膜の自浄作用を活性化させるのです。

ここでポイントになってくるのが『水』です。

通常の家庭用吸入器は、水しか使用できませんが、浸透圧[※2]の差による咳き込みや粘膜への影響が心配されます。そこで下方で紹介の浸透圧を考慮した生理食塩水が使えるタイプが良いとされています。

皆さんには自分で簡単に生理食塩水がつくれ、生理食塩水が使える機器をご紹介します。
ご安心下さい。

 

※1、※2の説明
【生理食塩水と浸透圧】

生理食塩水は生理的食塩水ともいわれ、約0.9パーセントの濃度の食塩水のことです。
広辞苑では「約0.9パーセントの食塩水。細胞液または体液・血液と等しい浸透圧をもち、点滴液や注射液の基液とする」と載っています。この「細胞液または体液・血液と等しい浸透圧をもち」というところが大切です。

例えば、鼻の粘膜に、生理食塩水よりも濃い濃度の食塩水を塗布すると、粘膜から水分が奪われます。ちょうど、ナメクジに塩をかけると、水分がしみ出して縮んでしまうのと同じです。

逆に、生理食塩水よりも薄い濃度の食塩水、または普通の水を塗布すると、粘膜に水がしみ込んでしまいます。このような、「しみ込む&しみ出す」という圧力関係のことを浸透圧といいます。

どちらにしても、水のままだと、何らかの影響が出る可能性はゼロではないようですね。

 


  
  

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