【AD】吸入器を使った後鼻漏の治し方

「後鼻漏」について

ノドの方に鼻水や痰の様にドロドロした粘液が流れる症状を「後鼻漏」といいます。

後鼻漏は、その不快感だけにとどまらず、口臭や咳など他の症状の誘因にもなりやすいです。
また、口呼吸の原因になることがあり、その口呼吸によって粘液や粘膜が乾燥すると、炎症を増長したり何度も繰り返したりと、悪循環におちいることもあります。

後鼻漏は、通常の治療でも治りにくく、とても不快で手強い症状が続きます。

しかも、効能効果に「後鼻漏」と記した薬はありません。

だからこそ病院の治療をはじめ、自宅でも歯ミガキと同じく、毎日の習慣としてケアをしていくべきだと思うのです。


後鼻漏の原因として
1.慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
2.アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎
3.鼻と喉の境界周辺の炎症(上咽頭の炎症)
4.萎縮性鼻炎
5.鼻の内部の腫瘍
6.トーンワルト病

ここまでは器質的疾患がある場合(※器質的疾患とは、例えばレントゲン検査や内視鏡検査などにより病態が確認できる疾病を指す)
7.自律神経失調症やその他疾患との関わり

 

以上7つの後鼻漏の原因があげられますが、後鼻漏の原因としては、やはり、1、2、3が圧倒的に多いようです。

検査結果で鼻の疾患がない、あるいは軽度であっても後鼻漏を強く訴える場合は、6のトーンワルト病も考えられるようです。
 

トーンワルト病とは…鼻咽頭に胎生期の鼻咽頭嚢という小さな管が遺残している場合で、過去にアデノイド摘出手術等をされた方で開口部が閉鎖され、炎症が起こると粘液性の分泌物が溜まり膿瘍を形成、それが持続して咽頭に粘液流出を来たす疾患です。発生頻度は成人の約3%程度でめったにありません。


  
 

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